ヴェポライザーの中でもとりわけ人気、評判高いWEECKE社の製品レビュー第2弾!
今回はWEECKE FENIXのレビューです。
バッテリー | 2,200mAh |
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加熱方式 | セミコンベクション |
温度変更 | 4段階変更可 |
サイズ | 111×58×28mm |
重量 | 134g |
加熱時間 | 約40秒 |
オートオフ | 5分 |
コンベクション方式で吸い応え上々、クリアな味を楽しめます。
加熱時間5分のロングタイム、4段階の温度変更に加え喫味を切り替えるソフト/エンハンスモードを搭載したハイテクデバイス。
スペーサーにも対応↓
C-vapor同様にヒーティングチューブスペーサー(別売り)対応だから圧倒的に手間がかからない。
専用510変換アダプタ―↓
別売りの変換アダプターで510規格のドリップチップが使用可能。吸い口を自由に替えられます。
と、至れり尽くせりで満足度の高い製品です。正直、もはやスペーサー未対応だと使う気がおきないくらいなので嬉しい限り。
前回WEECKE C-vapor3.0を試して以来、使い勝手や性能からヴェポにするなら1択かのようにリアルでおすすめしてきた私。
IQOSやPloomTECHに興味を示さなかった人たちが、”節約”のキーワードにはめちゃくちゃ食いついてくるのが現実です。
“増税には節約を”
当たり前に安い方が良いですからね。
そんなこともあり今、私の周りでC-vapor3.0がプチブームになっているのですが、今回fenixを使ってみて大変なことに気付きました。
1択ではなかったな…。
いやしかし、どちらを選んでも失敗にはならないからOKだ。
とはいえ2種には良い悪いもあり、100%の力で片方をおすすめすることはできなく、好みの部分も大きいかなと。
「ヴェポライザーが欲しい!」
→それならWEECKE!
→FENIX?それともC-vapor3.0?
この流れって案外多い気がします。
今回はFENIXのレビューにも関わらずC-vaporとの比較もしていくので、迷う方の道標になれば幸いです。
どうせならバビッと自分に合ったものをGetして頂きたい。
WEECKE FENIXに新型FENIX+(フェニックスプラス)が登場しました!これからの購入なら新型の一択になるのでこちらのレビュー記事をご覧ください↓
コンベクション加熱方式「WEECKE FENIX」
まずハッキリさせたいのは今回のWEECKE FENIXはセミコンベクション。WEECKE C-vapor3.0はコンダクション。
ヴェポライザーには変わりなくても加熱方式が異なるため、同じシャグや紙巻きタバコを吸っても味が全然違います。
コンダクション→熱伝導式
コンベクション→熱対流式
コンダクション(C-vapor)はタバコ葉を入れるチャンバーを直接加熱し、セミコンベクション(Fenix)は熱した空気でタバコ葉をチャンバーごと加熱して蒸気を発生させる仕組みです。
AmazonではFENIXが9,800円、C-vaporが7,980円であるように、コンベクション方式の方が高価になる傾向にありますが、クリアな味やチャンバーが汚れにくい等のメリットが得られます。
WEECKE FENIXの付属品
WEECKE製品の警告はインパクト大。
これ見ると特に充電に関しては絶対に守らなければならないという使命感が沸きますね。
・5V/1A以下での充電
・パススルー未対応(充電中の喫煙禁止)
12項目あるので詳しくは商品販売ページで確認お願いします。
- FENIX本体
- マウスピース
- オイル・ワックス用カップ
- 充電用USBコード
- メッシュスクリーン
- パッキングツール
- クリーニングブラシ
- ピンセット
- 取扱説明書(日本語対応)
プラスして警告文ですね。
内容物は充実してまして、C-vapor3.0にはなかったピンセット、予備のパッキンツールもあるので暫く楽しめそうです。
レビュー:外観
持ってみるとこの感じ。
コンパクトと持ちやすさではC-vapor3.0に軍配があがりますが、モロにアルミ製だったC-vaporとは違いFENIXは表面を薄い樹脂で覆っている。質感最高です。
下部に印字される「California,USA」
Fenixはカリフォルニアでデザインされたもので、見た目に関しては好き嫌いがでないタイプ。
シンプルでボタン1つの簡単操作!とか推したいところなんですが、加熱式タバコは大体みんなそう。
上部を外すとチャンバー出現
カバーはチャンバー側上部に固定してのマグネット開閉式。
これが便利↓
1日に何回も開閉する場所ですから、ゴムパッキンとか採用すると消耗しがちなんですよね。FENIXのマグネット方式は力も強く作業の時短に繋がります。
吸い口は360℃回転式
吸引する時だけこの形にできるため、普段はスタイリッシュを保てます。
使い方
今回はCOLTSメンソールと香料無添加のチェ・シャグ!前回チェを吸ってみて、合わなくて辞めてからの再トライです。色んなタバコ吸って何でも受け入れられるんですが、久々にオェってなったので軽いトラウマ。
C-vapor3.0を使ってからのFENIXだと、この詰める作業が劇的に楽。チャンバーの大きさが全然違うので量も入るし吸い応えにも繋がりそう。ワクワクしてきた。
2秒以内に電源ボタンの5回押しですぐに加熱が開始され、LEDがゆっくりと点滅し始めます。約40秒後、点灯になれば喫煙可能。
加熱開始から5分後に自動オフ。C-vaporだと4分×2を1セットとして満足してましたが、1分延長は体感的にもだいぶ違います。5分で十分なためバッテリーの消耗も抑えられるのでGood。
加熱中に温度変更可能
ボタンの2回押しでLEDが変化、じんわり点滅して再び点灯で準備完了。
・LED緑:170℃
・LED青:180℃
・LED紫:190℃
・LED赤:210℃
さらにボタンを3秒間長押しすればモードの切替
・ソフトモード→ゆっくり点滅
・ハイエンスモード(強力)→急速点滅
温度とは別に喫味を変更できるため、より好みに近づけることが可能です。C-vapor3.0のように細かな温度設定はできませんが、十分に補える機能になってます。
なお喫煙中の底部LEDは充電残量に連動
緑:60~100%
オレンジ:20~60%
赤:0~20%
残量は充電中のLED色とも共通するため覚えておきましょう。
さて、吸い終わりますと↓
あっさりシャグポンに成功。
しかもチャンバーは汚れない↓
こちら新品じゃなくて、これでも3日間使用してノーメンテナンスなんですよ。
決して私の使い方が上手すぎるわけではなく、加熱方式コンベクションのなせる技。比較してチャンバーを直接加熱するC-vaporはどうしても焦げ付きがおきるため、毎日の清掃は必須となります。
しかしFENIXも全く清掃がいらないこともなく、むしろチャンバーよりマウスピースに必要です。放っておくとヤニ汁地獄に陥り味の質が下がるため、簡単なメンテナンスや510変換アダプターによるドリップチップ交換で対応しましょう。
別売りのヒーティングチューブスペーサーは相変わらず絶好調。
ヴェポライザーの面倒な葉を詰める作業。自宅ならまだしも出先では厳しいのが正直な感想で、スペーサーは欠点を克服するための必須アイテムです。
またスペーサーの使用により元々汚れにくいチャンバーが一段と汚れません。別売ですが初期装備として購入をおすすめします。
WEECKE FENIXの感想、C-vapor3.0との比較
ちなみにちゃんとチェ・シャグも試してみましたが美味いです。紙巻きタバコ以上の風味。
温度に比例してキック感も操れますし、MAXにすると普通にきついので物足りなさは皆無。
コツとしてはきつく詰め過ぎずにふわっと入れた方が吸いやすく、シャグポンも成功しやすいです。
ヴェポライザー専門店のVAPONAVIさんでは
コンダクションの味→マイルド
コンベクションの味→クリア
と表現してましたが頷けます。クリアです。直接加熱しなく熱風を送り込む形ですからイメージとしてもクリアになりますよね。
同じように表すと、C-vaporはどぎつい。メンソールだとわかりやすく口の中いっぱいがメンソール。味がしっかり感じられます。
そういえば、C-vapor3.0は吸い込みの温度が高いのが気になってました。
FENIXにはそれがまるで感じないのはマウスピースとチャンバーの間に空間が設けられ、冷却効果になるからでしょうかね。
まず吸いやすいのはFENIXで、本来の味がしっかり出るのはC-vaporでしょうか。
WEECKE FENIXの弱点?
最大使用回数は約10回程度。C-vapor3.0も抜群に良いわけではないですがそれより若干劣ります。ヴェポライザーはバッテリー持ちが良くないので長時間の外出に無防備だと詰む。
バイブレーション非搭載。目でLEDを追えば問題ありませんが、振動があった方が分かりやすいのはたしかです。
おすすめの吸い方まとめ、と問題点
メインでがっちりお世話になるなら装備を整えるだけ使い勝手はUPします。初期投資は上乗せになりますがやっぱり気持ち良く使いたいですから。
単純に長くなったのでまとめました↓
外出中にも使うなら必須アイテムです。
吸い口の変更でより使いやすく。
予備付属のため急ぐ必要はありません。メッシュスクリーンは長く使えますが、私の場合2ヶ月程度でシリコンが緩くなりました。“単体で売ってる”とだけ認識しとけばいざという時に安心です。
問題点を兼ねてドリップチップ変更
純正の吸い口で一応満足ですが、510規格に変更した方が使いやすかったです。私はそのために変換アダプターも購入。
FENIX、美味いんですが最初はプラスチック臭を感じるのが問題点。なので初期の味でまずいと判断しないようにして下さいね。
個体差もあり全てというわけでもなさそうですが、解決策は空焚きを行うか我慢して吸い続けること。私の場合だとプラ臭が抜けるまで2~3日かかりました。
その他、ドリップチップの変更で軽減されるとの情報もありますし、純正より使いやすいのでおすすめします。
因みに上記画像はモノベイプのmv009とE-cigsの製品、フィルターを使うならシリコン製が必要になりますね。
まとめ
ヴェポライザー良いですね。
シャグでも紙巻きタバコでも少量で満足させてくれるので節約効果は抜群。しかもキック感も強めなため物足りなさがない。
私、ショートスリーパーなもんで1日4時間睡眠でアクティブに動ける人なんです。つまり起きてる時間が長い分、喫煙量も多め。
こんな状況でヴェポライザーを1ヶ月ガッチリ使い倒してみて、タバコ代5,000円を下回る結果に驚きました。
IQOSだと2万円overだったので、財布のお金が減らないです。
極論:味が異なるので2つ持ちでも良いですよね。片方を吸ってるともう片方が恋しくなり…。という状態が私です。
しかしどちらか一方しか持てませんと言われれば、これは決まってFENIXを選びます。クリアな味、チャンバーが汚れない。この2大メリットの重要度は使い続けるほど鮮明になり、バイブやバッテリー問題はさほど苦になりません。
あなたはどちらを選びますか?
ヴェポライザー専門店VAPONAVIではクーポン配布やセール定期開催を行うため要チェックです。
WEECKE FENIXに新型FENIX+(フェニックスプラス)が登場しました!これからの購入なら新型の一択になるのでこちらのレビュー記事をご覧ください↓