2021年に発売されたモデル、2万円台で買えるandroidタブレット「Teclast T40 Plus」を使ってみました。
Teclastは安くても使えるタブレットとして私のお気に入り。色んなの試してきたけどコスパ優秀で大変お世話になってます。
このTeclastには廉価版のPシリーズほかＭシリーズ、そしてTシリーズがありまして、性能と価格も上がっていくので用途に合わせて選べます。
Teclast T40 PlusはM40の上位モデル。
普段使いにはPシリーズでも十分と思っていた私でしたが、Tシリーズを使ってみると見た目も満足度も結構変わりますね。
商品リンク：Teclast T40 Plus
Teclast T40 Plusのスペック
海外通販のBanggoodから届きましたが今回もパッケージに凹み等なく完璧な状態です。日本で買うよりお値段もだいぶ良心的ですが、Amazonではときに破格のクーポンが出現するのでチェックして損はないかも。
SIMが使えるセルラーモデルのため劣悪なWi-Fi環境を苦にしないのも魅力の1つ。
メモリは8GBと十分な容量。内部ストレージは128GBで画像やアプリを詰め込んでも安心のレベルですが、別売りのSDカード挿入で最大512GBまで増設も可。
スペックは下記のとおりです。
| 製品名 | Teclast T40 Plus |
| OS | Android 11 |
| CPU | UNISOC T618 |
| RAM | 8GB |
| ストレージ | 128GB |
| ディスプレイ | 10.4インチフルHD IPS(2000×1200) |
| Wi-Fi | 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz/5GHz) |
| カメラ | リア8MP/フロント5MP |
| スピーカー | 4基 |
| Bluetooth | 5.0 |
| バッテリー | 6,600mAh |
| 重さ | 450g |
| LTE対応バンド | FDD-LTE：B1,B2,B3,B5,B7,B8,B17,B20 TDLTE：B39,B40,B38,B41 |
処理や制御を司る頭脳とも言えるCPUにはUnisoc T618を搭載。M40にも使われてましたがAnTuTuベンチマークスコアでは200,000を超えてきます。
Teclast T40 PlusのAnTuTuベンチマークスコア
試したところ221891点と優に超えてきました。
タブレットではゲームも快適にできるミドルハイクラスといったところで、CPUへ大幅に負荷をかける3Dゲーム好きでもなければストレスフリーで使えます。
外観チェック
10.4インチディスプレイで片手で読書するには少し大きく感じますが、横置きで動画を見るには快適なサイズ。
ファーストインプレッションは取り出した時の軽さに続いて薄い、そして高級感でした。
まじまじ見ても造りに荒さもなく精巧。iPad並の質の高さで廉価版とは違うなぁとしみじみしちゃいました。
液晶には保護フィルムを守るためのフィルムが貼ってあるのでこれは剥がしてOKです。タブレットのフィルム貼りはうまくいかないことも多いのでありがたい。
背面の保護フィルムの下に技適マークも付いている、というかシールなので技適マークは剥がさないように。日本で使用するための大事なマークになります。
本体はツートンデザインでアルミ製。薄さと丸みを帯びた4つ角でデザインがかっこいいですね。
スピーカーは上下で計4基も搭載。タブレットの音にはあまり期待してなかっただけに臨場感があって素敵な音質に歓喜です。
ちょっと分かりにくいですが右側の角に3.5mmのイヤホンジャック。
左側に電源ボタン、SIMカードスロット、Type-C充電ポート。
上部には音量ボタンとマイク。カメラは少し凸になってるためケースが欲しい、ということでこちらはAmazonで購入しました。
付属品
セット内容はタブレット本体、EUプラグの充電器、USB-Cケーブル、SIMピン、日本語対応の説明書。それとパッケージ外に日本でも使えるよう変換プラグが同梱されてきます。
これを連結すると日本のコンセントに合いますが、ごつくて見た目も悪いので私はほぼ使いません。配慮には感謝しております。
アダプターは5V/2.5A。12.5Ｗで充電可能。
Teclastのタブレットで残念としか言えないのが急速充電に対応してないために充電が遅いこと。4時間くらいでしょうか。
今回のTeclast T40 Plusも6600mAhの大容量バッテリーで1度フル充電すれば10時間くらい使えますが、マメに充電しないと心細い。
加えてCtoCケーブルはほぼ反応しないので大抵はAtoCケーブルを使う必要があります。
ほんとここだけ残念だったのですが、新たに発売されたTeclast T40 Proでは18W USB-PD急速充電をサポートしています。
基本性能はほぼ変わりないですがカメラ性能(リア13MPとフロント8MP)とバッテリー容量(7000mAh)がアップしています。
価格は少し高くなりますが使い勝手の面でT40 Proを選ぶ価値はだいぶありますね。
※T40 Proのレビューしました！
Teclast t40 plusのカバー
ケースはAmazonで1,500円ほどで購入したもの。TECLASTのロゴ入りでカラーはブラックとグレーもありました。
本体を覆う部分が柔らかいシリコンで着脱しやすく質感も悪くない。
角度調整はできないですが絶妙な角度。デスク上はもちろん寝転がって見てもちょうど良いので不満はありません。
実際の使用感
約450gの本体は軽くて薄くて子供でも持ちやすくなってます。公式の画像ほどの薄さとベゼル幅の狭さはないですが太くもなく違和感もないです。
2000×1200のフルHDディスプレイの映像はとても綺麗。子供に廉価版のP20HDを与えてましたが映像美が羨ましいと…。
たしかにこれは段違い。発色が良く小さな文字でも見やすくタブレットにこれ以上求めなくても満足できるところ。
ゲームは重いグラフィックゲームだとさすがに画質を落とす必要もありますが、思ったよりも快適にプレイできて逆に驚きました。
未だに遊ぶ第五人格やウマ娘はぬるぬる動く。
Teclast T40 Plusで気になったのは急速充電非対応、それと最小音量が大きくて素直に不便に感じました。カメラ性能にはもとより期待してなくスマホがメインです。
クアッドスピーカーで計4基のスピーカーから価格なりの音質は十分に披露してくれる本機。音量も細かく調整できて良いね~と思いきや最小音量が普通にデカいです。
静まり返った部屋、深夜の動画鑑賞、ゲームでは明らかに不快に感じる見過ごせないレベルです。
結果、アプリ「ExtraVolumeSimple」をインストールして最小値を絞って使用している次第。対応できて良かったです。
まとめ
現在価格を調べるとBanggoodで21,000円少々の送料147円でした。この値段でこの処理能力。映像美とおしゃれなボディまで考えるとかなりお手頃であることに間違いありません。
性能を保ちつつ価格を少し抑えたいなら、Android10搭載メモリ6GBのTeclast M40。余裕があれば最新モデルで急速充電PD対応のTeclast T40 Proをおすすめします。
Banggood：Teclast T40 Plus
