拡張性の高い電動昇降デスク、「Rasical Desk」が発売されたのでレビューしていきます。
「消費者と共に社会と未来を変えていく。」をモットーに活動するRasicalに待望のRasical Deskが登場しました。
天板下には60以上のネジ穴が設けられ、販売されるアイテムを取り付けて自分好みにカスタマイズできる仕組みが採用されてます。
今回は発売されたばかりのRasical Deskのレビューになり、以前に紹介したシェルフと合わせるのも楽しみです。
※Rasical様よりご提供
Rasical Deskの選び方
購入する前提で進むとデスク自体に選択肢が3種類ありまして、天板カラー、天板サイズ、脚カラーが最初の砦。じっくり悩むポイントです。
天板カラー:ナチュラル / ウォルナット / チャコールグレイ
天板サイズ:120×75 / 140×75 / 160×75
脚カラー:マットブラック / マットホワイト
通常94,800円のところ25%オフの71,100円で販売中ですが、天板サイズによって価格が変わります。現在価格だとデスク幅が20cm増す度に3,750円アップです。
追加モジュールは段階的に発売されるので、将来的な楽しみを残しつつデスクのみ購入でも十分かと思います。
例えば私なら今後はモニターアーム、配線収納、引き出しが欲しいなって欲望がございます。
豊富にあるモジュールの詳細はRasical公式サイトで確認可能。
私が決めたもの。つまりこの記事で紹介している天板カラーはナチュラル、天板サイズは140×75、脚カラーはホワイトになります。
画像や選んだポイント、感想など参考になれば幸いです。
率直にデスクの気に入ったポイント
組み立てサービスの15,000円はスルーして、1人で片付けまで込みで1時間半くらい。簡単でしたとは言えないですが、苦労より楽しさの方が勝りました。140cmサイズだと天板の重さ約19.6kg、脚は約31kg。電動昇降デスクはあたり前に重いので、2人での組み立て作業が推奨されてます。とはいえ、必ずしもお手伝いさんがいるとは限らないので、不安な人は組み立てサービスを検討すると良き。
デスクの満足度は星10段階なら10あげれます。
満点になると胡散臭さも感じてしまいそうですが、無理に引く点はありません。質感、デザイン、使い勝手において期待以上で、敢えて言えばこれまで使っていたデスクの操作盤に付いていたUSB端子×2、あれはとても大事な存在だったんだなと。
気に入ったポイントは、まず天板の質感。配線をスッキリさせる工夫。おしゃれな円柱の脚。操作のしやすさと静音性です。
天板の質感
開封してすぐに天板の質の高さを目の当たりにして嬉しくなります。天然木の無垢材は木の温もりと高級感で満たされてました。特に天板裏は素のままの材質を感じられる部分です。
予め用意された穴は脚の取り付けと追加アイテムに使うもの。
取り付けても多くの穴が使われないまま残る状態になり、カスタムするのも、このままで良しとするのも自由です。
表面はマットウレタン塗装。少しだけ光を反射する程度で、表面を保護しつつもツヤを抑えたマットな仕上がりです。素晴らしい木目の無垢材を、できる限り自然な状態で楽しむことができました。この天板があれば後は何でも大丈夫と思わせてくれるほど気に入ったのですが、出来映えまで完璧になるとはこの時にはまだ知りません。
配線をスッキリさせる工夫
デスク自体の配線が不可欠になる電動昇降ですが、配線をできる限り収納してスッキリした外観を維持できる工夫がされてます。どうしても目立ってしまう唯一の電源ケーブルも、付属品になるケーブルスリーブでおしゃれに変化させるほど。
マグネットや結束バンド、ラベルまで、周辺機器を設置した後までを想定して余分に用意されているのが非常にありがたい。マニュアルは存在するものの、使い方を工夫して更にスッキリした見た目にすることも十分可能です。
コントロールボックスと接続するケーブルまで、まとめてカバーされるので美しさが保たれます。
どうしてもケーブルが見えてしまう右サイドもマニュアル通りで満足できるほど。さらに調整して目立たなくもできそうですが、昇降を考えるとゆとりも必要になるので一旦完成とします。あと私はこの丸脚が非常におしゃれに感じてとても気に入ってます。
3つあったマグネットケーブルクリップは電源ケーブルの固定に使ってみました。こちらケーブルを触ると割と簡単に動いてしまうのですが、電動昇降の際にズレなかったので問題ないと判断しました。結束バンドでギュッと締めるのもありかと思います。
操作がとてもスムーズで動作は静音
コントローラーは押し込みの感触がとても良い。できることは上昇、下降、記憶、ロック機能など。記憶機能は好みの高さでMを押し、好きな番号を押すとその番号に設定されます。私の場合だと1はチェア用、2にスタンディング用、3は最大高さに設定してあります。後は番号を押すだけで勝手に動いてくれます。
昇降範囲は63~128cmになりまして、感想としては最低値は本当に低くてチェアに左右されないのと、最大値は本当に高くてバスケットプレーヤーでもきっと大丈夫。あらゆる人が使いやすいと感じるはず。表示される数値は床面から天板上までですが、キャスターに交換した際には設定変更できる細かな配慮まで完璧です。
そんな見上げるほどの最高到達点ですが、配線の調整やモジュールの追加、掃除の際にも役に立つこと間違いなしなので私はメモリーに設定しました。デスク周辺をスッキリさせたい人におすすめします。
●上昇中の動画
静かでスムーズな動きは文句なし。
●衝突防止センサー
障害物に衝突するとセンサーが働いて押し返されます。ブラインドに引っ掛かるくらいでセンサーが反応するのでめちゃくちゃ安全。と思っていたのですが、自分の力で止めようとするとそこそこ力が必要なんですよね、膝や肘で止めようと試してみましたが結構強いです。小さなお子さんがいる場合にはロックしておいた方が無難。
完成品を使ってみた感想
せっかくの無垢材なのでナチュラルの一択で間違いなかったと思っています。悩んで天板サイズを140cmにしましたが、作業のしやすさやカスタマイズを考えると大きい方が正解かと。価格差もそこまで大きくないので。
奥行き60cmを使っていた私としては75cmの圧迫感を心配していたのですが、なんのことはなく、ただただ作業しやすく見栄えにも満足でした。
完成して配線穴3つがデスク奥にくるので、組み立ての際に絶対間違えないようにと心掛けました笑。広めの穴は使いやすく、且つデザインの一部としておしゃれに感じる優秀さ。
届いて初めて気づいたデスク手前の傾斜。賛否ありそうですが、腕が痛くなりにくい優しい配慮でした。
デスクマットを引いても問題なく馴染んでくれましたし、ドリンク系にだけ気を付ければ…!!
スタンディングデスクのメリット
出来映えの良さから立ち作業が増えました。
そこで私が思う電動昇降デスクのメリット。
- 同じ姿勢からくる体の痛みから解放
- 眠気を防いで集中力の持続アップ
- リフレッシュ効果
総評して作業のリズムを整えやすくなります。
Rasical Shelfと合わせてみて
先に発売されていたRasical Shelf(ラシカルシェルフ)とついにセッティング。やはり同ブランドだけあって一体感が激増。今回初めて後悔したのがShelfは100cmのモニターアーム設置仕様にすれば良かったなと。
Rasical Shelfもデスクと同じように天板裏に穴があり、モジュールの追加が可能になってます。以前にレビューしているので参考までにこちらより。

現在は20%オフで販売中。
公式サイトでは5万円以上のお買い物で使える3,000円オフクーポンも使えます。
クーポンコード:GR6ACENNER
付属品と組み立てのお話
2人作業を想定した作業用手袋×2と説明の完成度に感心しました。めちゃくちゃ分かりやすくて間違ったら素直に自分のせいだと思えます。
天板約20kgと脚約30kgくらいで、昇降ユニット部が凄く重いです。さすが全てを支える柱。大変に感じたのはその昇降ユニットの取り付けで、位置的にレンチが非常に回しにくかったです。
説明書にも組み立ては2人で行って下さいとあるように、私みたいに1人で行った責任はもてません。ただそんなに大変ではなかったです。では例えばうちの奥様に1人で組み立ててってなると、たぶんできないと思います。
まとめ
追加モジュールを想定すると未完成の状態になりますが、このままでも十分に満足できているので完成といっても問題ありません。
最終的に様々なアイテムを取り付けるとそれなりに高額になってしまいますが、自分好みのモノだけを選べてオリジナル性をだせるのがとても良い。
ちなみにこれから発売されるであろうモジュール、選択肢がとんでもなく豊富なので楽しみですね。
詳細は公式サイトRasicalより。
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