・もうそっとしておいて
・お願いだから話しかけないで
口内炎が重症化した時にいつも頭に浮かぶセリフです(笑)
ちょっと大袈裟に感じるかもですが、しゃべるのも辛く動いた時の振動ですら苦痛になりえる可能性を秘めてます。
たかだか口の中の炎症と思われるかもしれないですが、ほんと悪魔で日常生活にも支障をきたしてくれますよね。
この口内炎ですが“なる人はなる”と“ならない人はならない”。これは確かなこと。
ビタミンや野菜が大事?
全 然 無 関 係
とも言えないですが、全てそこに結び付けてくるのはいかがなものかと思います。
超ベジタリアンが口内炎のオンパレード。野菜はただの草と言い張る野菜嫌いマスターが口内炎知らず。
珍しくない現象なんです。
ということで今回は私の自論も含めてお話ししていきます。
口内炎の原因
口内炎の原因で誰もが連想する2点。
- 野菜不足
- ビタミン不足
ですが単純に摂取しただけではほぼ効果はないと思いましょう。
原因として考えられるのはこれだけではなく
- 口内に傷を負った
- 日々の蓄積された疲れ
- 睡眠不足やストレス
これらも一因とされており、全て回避するには生活リズムそのものを見直すことに繋がりまして、実際困難です。
こんなことを言われた経験はないですか?
- もっと野菜を食べなきゃ!
- 口内炎ができるのはビタミンが不足してるからだよ!
本当にそう?
完全否定はしませんが、摂取しただけで簡単に解決できる問題ではない事は知っておくべきです。
例えば我が家の次女
口内炎発症率が極めて高く、落ち着く暇もなく繰り返します。
娘のスペック:肉より魚が好き。人参やピーマンなど嫌いなものランキング上位をむしろ好むベジタリアン。
口内炎になりやすいだけでなく、重症化しやすい特徴も持ってます。
しかし残念なことに父親が私。
私は幼少の頃から現在まで口内炎と常に付き合ってきた口内炎マスターです(自称)。いま思えば当時、家族内で口内炎に苦しんでるのは私だけでした。
時は経ち、家族を持ち、そして次女の存在があるわけです。
基本的には子供の給食以外は食べ物も生活リズムも同じ。
にもかかわらず、決まって僕と次女は口内炎率が激高で、この2人以外からは口内炎という言葉を聞いたことすらありません。
突然ですが結論です
口内炎の原因は遺伝と体質の要素が大きい
かみ砕いて言わせていただくと、口内炎になりやすい人となりにくい人は確実に存在し、これらの極端なケースは遺伝と体質が原因である確率が高い。間違いない。
たまぁになるかな?程度の方はこれを含めません。
私だけではなく、口内炎に日々悩まされる人に確認してきたところ、その親も同じような経験をしている確立は極めて高いです(個人的体感)
最善の対処方法
では一体どうしたらいいの?
まず理解して頂きたい。
口内炎の特効薬はない
どんな薬を使おうとも少なからず我慢を必要とするのが口内炎。頭痛や腹痛と違い「あれ?治った」なんてことはまず期待できません。
一時的な痛みから解放されたい時
それでもやっぱり辛い口内炎、一時的に痛みを和らげるなら軟膏タイプの薬を直接患部に塗ればかなり楽になります。辛い食事の時はこれが最善です。口内を清潔にしてから使いましょう。
デメリットはそこまで長時間もたないことに加え、直接口内に塗るタイプは違和感を感じてしまう人も多い。
ただ相当な痛みのある口内炎にも効果は確実にあり、少しでも楽になる時間を確保することは精神的苦痛から逃れる為にも必要と考えます(特にお子様の場合)。これ1本を冷蔵庫に常備がおすすめです。
少しでも治りを早くしたい場合
うがい薬の使用で悪化から強制的に快方に向かわせることが可能。
口内炎が長引く原因は口内の細菌です。
その最近はうがい薬の殺菌力で劇的に減らすことができます。起床直後が1番細菌が増殖するため朝イチのうがいから始め1日に数回を目途に。
使用方法は普通のうがいの容量に加え、患部を洗浄するように口中でクチュクチュします。痛みが酷い場合にはこの行為自体が刺激になりますが、結果的に終わったあとのスッキリさを得られ痛みが和らぎます。
即効性には欠けますが、細菌を減少させることで完治までの道のりを最短にします。
うがい薬ならどれでも可能ですが、経験上イソジンが最上位。これをやるやらないでは明らかな差が現れます。
口内炎は体調不良のシグナル
直接結びつきやすいのが体調不良。
口内炎の発症に気づいた時にはまず自分の体調を気にしてOK。先に口内炎、後に風邪の症状というパターンが多く、免疫力の低下を真っ先に教えてくれるのも口内炎です。
口内炎は体調不良のシグナル。
特に体長に異常がなく口内炎ができた時、1つアクションを起こしてみるのも対策です。例えば予防線として栄養ドリンクなど、現在ではノンカフェインも充実していますので就寝前でも気になりません。
まとめ
お子さんがこのようになりやすい体質の場合、理解してあげて欲しいのが本音です。本人は周りが思う以上に苦しんでいます。
なりやすい人は頑張って対策してもなりにくい人には勝てません。
普通の改善とはまた違い、極限の予防を強いられます。生活リズムの改善にこしたことはありませんが、発症後の対処を迅速に行うことも大切です。