- 虫歯になりたくない
- 歯医者になんて行きたくない
いやまぁ、、当たり前の話しですよね。
でも、そう思いながらも歯が痛くなり、耐えられなくなってから仕方なく歯医者へと向かうのは日本人特有なんですよ。そして虫歯になってから予防しておけば良かったと後悔するんですよね。
虫歯予防に欠かせないのが歯磨きでして、どうせ使うなら虫歯になりにくい歯磨き粉を使用したいものです。そこでフッ素が頭に浮かぶわけですが、とりわけライオンのチェックアップスタンダードは高濃度で評判です。初期虫歯くらいなら修復する効果もありますからね!
ところで日本は歯の予防には関心が低いんですよ?
予防歯科の先進国として知られるスウェーデンでは国民の予防に対する関心がとりわけ高く、今では世界で最も歯科疾患の少ない国といわれるまでに成長してます。
治療するための歯医者なのか、予防するための歯医者なのか、この2つの意識の違いで結果は歴然となってくるのです。
80歳の時に、日本はたったの9本です。そして、なんとスウェーデンでは21本もあるのです。
引用:歯の寿命をのばす会
日本は諸外国に比べて遅れていた
スウェーデンや諸外国ではハミガキ粉に含まれるフッ素濃度が国際基準(ISO)です。上限濃度は1500ppmを採用してます。
しかし日本では国際基準以下を採用、上限濃度を1000ppmと定めていました。
日本で市販されるハミガキ類のフッ素濃度は薬事法により1000ppm以下とされていたのです。
虫歯予防に効果があるフッ素
今ではハミガキ粉の約9割にはフッ素が含まれていまして、それだけ虫歯の予防に効果があるものと認められた証拠なんです。
フッ素は虫歯を防ぐ単なるコーティングと思っている人も多いようですが、実はもっと働きものなんですよ。
- 虫歯の発生や進行を抑制する
- 初期虫歯を健康な状態にもどす
再石灰化作用を促進するのがフッ素です。
家庭で行える虫歯予防効果は大きく、毎日フッ素を使用することで脱灰を防ぐことは可能になります。(脱灰*歯の表面が溶け始める虫歯の初期症状)
2017年、日本も国際基準へ
そんな背景もありまして、2017年に日本もようやく国際基準が採用されることになりました。嬉しいですがめちゃくちゃ遅いです。
この度、諸外国で採用されている国際基準(ISO)と同じくフッ素が1500ppmを上限として配合された製品が、2017年3月に厚生労働大臣により承認されました。
引用:JDMA日本歯磨工業会
これでようやく世界基準。
そして最強のフッ素濃度を誇るライオンのCheck Up standardが2017年の夏に改良されました。
Check Up standard(チェックアップ スタンダード)
歯科材で有名なライオンの歯みがき粉です。
これまでのフッ素濃度950ppmは改良後、1450ppmへと変更されました。容量も120gから135gへ。同時に価格もパワーアップしまして400円程度だったのものが500~600円となりました。
主な特徴
- 1450ppmのフッ化物高濃度
- やわらかいペースト
- 泡立ちの少なさ
- 低研磨性で優しい
- 甘味料としてキシリトール配合
従来より1.5倍の1450ppmで、日本では最強のフッ素濃度を保持。より虫歯予防効果が高まったと言えます。
しかし薬事法により市販での販売は1000ppmまで。現在ではネットや歯科医院での販売が主となっています。TVで紹介されたことや歯医者さんにおすすめされることもあり、Check upの人気は徐々に浸透してきました。
使いやすい細口
意外と便利な細口タイプ
お子様はドバッと出すことも多いので口の中が歯磨き粉だらけ、なんてパターンもありますがそんな心配はなくなります。
*6歳以下のお子様はスタンダードの高濃度フッ素は使わないようにしましょう。専用のCheck Up Kodomoをおすすめします。
チェックアップ スタンダードの使い方
歯ブラシと同じ長さにペーストを乗せます
すすぎの1回は重要でして、フッ素配合の歯みがき粉は何度もすすいでしまうと効果が落ちてしまいます。
感覚としては口の中に多少残しておくイメージがちょうど良く、フッ素が口内に残ることや毎日継続することで長期間効果が得られます。
チェックアップは泡立ちが少なく柔らかいペーストで、香味もさわやかなので1回のすすぎでも全く違和感がありません。
まとめ
説明にもあるように泡立ちが少なくスッキリします。一言でいうと味がマイルドで使いやすい歯みがき粉でして、万人受けの商品だと思います。
大切なのは治療ではなく予防
家庭でも継続することで虫歯予防は十分にできるので、簡単な対策としてはかなりおすすめできる歯磨き粉です。