突然思いついたアイディア。忘れないようにスマホのメモアプリで残すようにしてるのですが、自分の文字打ちの遅さに呆れて面倒になります。
ボイスでメモできるアプリはないだろうか?
スマホとパソコンで共有できれば私の強力な味方となるはず。でしたが、理想に辿り着けずに断念。私の検索能力不足と諦めの早さもあり。
そんなとき、ものすごくタイムリーなお話しがありまして。
AIイヤホン、Zenchord 1(ゼンコード・ワン)登場。そして先行レビューするという、お試しの機会。
ワンタップで声を録音し、アプリを通して文字起こしができるイヤホン。しかもスマホでもウェブ版でも閲覧可能。
冗談抜きで偶然が過ぎて本当になんと言って良いのやら。是非是非、お引き受けして感想を書いてみます。
イヤホンでもケースでも録音できるZenchord 1
流行りのオープンイヤーで解放感。耳穴を塞がず、周囲の音を遮断しないで使えるイヤホンです。流石にシチュエーションを考えるとカナル型だとアウトかもですね。
ちょっと説明しますと、音声認識とAI文字起こしができるNottaというアプリが存在します。
このAI音声認識サービスを提供するNottaが、AIイヤホンのZenchord 1を発表、Makuakeプロジェクトを開始しております▼
プロジェクト終了日は2025年7月14日で、期日までに応援購入すると9月末までにお届け予定。既に総額1億円を超えそうな勢いです。
一般販売予定価格は26,980円ですが、Makuake特別価格の20%オフ、21,600円が現在価格。詳しいリターン内容はこちらMakuakeにて。
Nottaが探していたアプリでした…
入り口がイヤホンで知ることになったNottaアプリですが、アプリを使ってみて私は思ったんですよね。
探していたのはNottaのようなアプリで、Nottaアプリの無料版だけでも本来の私の目的を果たしてくれることに。
そのNottaがアプリと接続できるイヤホンをリリース。
録音操作はイヤホンだけでなく、ケース単体でも行える仕様から、さらにスムーズに録音と文字起こしができるようになりました。
もちろん一般的なイヤホンの機能は備えるため、音楽も通話も録音もできて文字起こしもできる優秀な子の誕生です。
Zenchord 1 レビュー
今回ご提供いただいたのはサンプル品になるので、購入して手元に届く製品は更に改良されている場合があります。私の経験からしてもその傾向が強いです。
オープンイヤー型は一般的なイヤホンよりも大きめなケースになります。
光沢があってスベスベ。チープとまでは言いませんが、見た目から高級な雰囲気は伝わってこないと思います。
イヤホンのスペックは下記。
Bluetooth | 6.0 |
---|---|
重さ | イヤホン単体10g / ケース65g |
対応コーデック | SBC / AAC |
防水規格 | IPX4 |
再生時間 | イヤホン:最大10時間 ケース込み:最大30時間 |
充電時間 | 1.5時間 |
主な機能。
- ハイレゾ音源に対応
- 10分で2時間再生できる急速充電機能
- 2台のデバイスに同時接続できるマルチポイント
※ワイヤレス充電はありません。

Nottaアプリとの接続で、イヤホンでもケースでも操作可能。録音・文字起こし・翻訳・要約をワンタッチで行えます。
外観
付属品はイヤホンとType-C充電ケーブル。サンプル品には説明書がないのでウェブ版で確認しながら使っていきます。
正面にLEDインジケータ。真ん中のは充電中や録音中にも点灯しますが、両サイドのは光らない。マイクでしょうか。
背面にType-Cの充電ポートと、その横に物理ボタン。このボタンを押すとイヤホンを装着していない状態でも録音できる。というのもあって、少し押しにくさがあります。
強めの磁力でピタッと収まるイヤホン。ケース内のマットな質感はとても好きなので、全てこれで統一してもらえたら高級感は確実にアップしそう。
アーム部はシリコンで包まれる柔らかめの素材で、ぐにゃりと曲げても折れない柔軟性と耐久性。骨伝導やオープンイヤーに良く使われるチタン製だと思われます。
反対面はスピーカー部。耳元に小型スピーカーを仕掛ける形になるので、耳穴を塞がない解放感を体験すると手放せません。
実際に使ってみて
まず装着感、見た目から少し大きめで固そうなイメージでしたが、ふわっと優しい付け心地。付けているのに付けていないような自然な感覚です。
メガネを掛けるように装着しますが、メガネよりも装着感。私はオープンイヤーがとても好きで毎日使っているのですが、他の製品と比べても優秀。
反面、フィット感はあまりないので激しい動きには不向きです。
ペアリングはNottaアプリから行う
Nottaアプリの指示に従ってスマホとPCにペアリングしてみました。簡単なもので、ケースを開くとペアリングモードになり、アプリからイヤホンとケースに接続します。
仕様上、イヤホンとケースのどちらもBluetooth接続する必要になるのが通常のイヤホンと異なるところ。
蓋を開けるとイヤホンの電源がオンになりますが、ケース自体は物理ボタンを1秒押さないと電源オンにならない。この仕組みを理解するのに時間がかかりました。
開くだけでイヤホンは接続されますが、ケースは未接続のままになります。
簡潔に説明すると、ケースで記録したい時にだけケースの電源をオンにします。これ以外の用途ではイヤホンさえ接続できていれば問題ありません。
録音と文字起こしの精度を確かめてみる
イヤホンの円形部分を2秒間長押しするだけで録音が開始され、再度長押しすると終了します。どちらもビープ音あり。
基本的な考えとして、なんでも録音可能です。自分の声を録音、通話内容を録音、イヤホンから流れる音楽や動画内容を録音。YouTubeの文字起こしにも。
文字起こしの言語正確識別率は98%以上とのこと。
自分の声を録音してみました▼

こんにちは。 現在、エンコードワンというイヤホンのAI録音と文字起こし機能をテストしています。このイヤホンは音楽を楽しめるよねというよりも、会議やインタビュー、日常のメモなどを音声で残し、それを文字に変換することに特化しているのが特徴です。 果たしてどれだけ正確に、そして自然な日本語として文字起こしされるのか、自分でも確認しながら進めていきたいと思います。
素晴らしすぎます。私の声は通りにくいしボソボソ話した自覚もあるのに完璧にテキスト化されました。
「音楽を楽しめるよねというよりも」
唯一おかしな文章は私が噛んでしまった箇所でした。お見事です。
ケース録音は1秒長押しして電源オン、アプリの接続を確認。同じく2秒間長押しで録音開始になり、正面のLEDが点灯します。
ケース録音は会議やインタビュー向きの機能。少し距離を置くことにもなるので、イヤホンの時よりもハッキリ話す必要がありました。
専門用語などの単語登録をするとさらに識別率が上がります。
アプリ内では自動的に、リアルタイムでテキスト化されていくという素晴らしい機能でした。再生して声の確認も可能です。
音楽再生用に使ってみた
これは控えめに言っても良くない音質で逆に驚きました。ここ数年で使ったイヤホンの中では最下位です。とにかくこもっていて、ラジオを思い出しました。
仕事の息抜きに音楽や動画を見る役目は果たしてくれますが、音質を求める人には不向き。
あくまでもAI音声認識サービスがメインで、イヤホンとしても使える製品と認識しました。目的が逆にならないように。
Nottaの特別プランが永年無料
プロジェクト終了までにMakuakeでZenchord 1を購入するとNottaのプレミアムプランが無期限かつ無償で契約することができます。
凄いです。これだけでZenchord 1を買う人も沢山いると思われます。
厳密にはMakuake特別プラン
- 文字起こし時間→300分/月
- Notta機能→プレミアム全機能
- 有効期間→無期限
本当のプレミアムプランは1800分/月になりますが、月額1,980円かかります。
そもそもNottaの無料プランはずっと無料で使えますが、文字起こし時間は月120分まで、1回あたり3分までの縛りがありまして。
私みたいにたまに声をテキスト化する程度なら問題なくても、本格的に文字起こしする人にはMakuake特別プランは魅力でしかありません。
まとめ
忖度なしにレビューしましたが、量産版では品質の向上が図られている可能性があります。またZenchord 1はNottaアプリと連携して使う仕様になってます。
イヤホンとしての操作や音質は褒められるものではないですが、だからと言って不要だとは全く思いませんでした。
このスムーズな録音システムと、文字起こし機能の素早さと正確性、加えてMakuake特別プランが永年無料。
結論、めちゃくちゃお仕事を効率化、サポートしてくれるので普通に欲しい。Nottaアプリは無料で使えるのでお試しに使ってみてはいかがでしょうか。
・Makuake特別価格の20%オフ、26,980円→21,600円。
・プロジェクト終了までの購入でMakuake特別プランが永年無料。
※プロジェクト終了日の2025年7月14日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
