OXVA XLIM PRO3 レビュー|ブランドベストセラーの最新作
OXVAさんの看板シリーズ「XLIM」の最新作、XLIM PRO 3をレビューしていきます。
XLIM PRO 3はPRO 2の後継モデル。
1500mAhの大容量バッテリー、見やすい1.05インチHDカラーディスプレイ、Pulse Systemによる安定した味わいが大きな進化です。
PRO2は軽量で携帯性が高い一方、PRO3は情報性と継続的なフレーバー品質を重視したバランス重視モデルになっています。
※OXVAさんよりご提供
OXVA XLIM PRO 3を開封
パッケージも前モデルをしっかり踏襲。
分かりやすい赤黒パッケージです。
ここにクイックガイドを期待しましたが、今回はスルーされました。
付属品です。
・XLIM PRO 3
・Type-C充電ケーブル
・XLIMトップフィルポッド 0.6Ω(装着済)
・XLIMトップフィルポッド 0.8Ω
・ストラップ
・説明書(日本語非対応)
使い捨てカートリッジは抵抗値の違うものが1つ多く用意されていまして、味は最高でも寿命は短めの0.8Ωと、寿命そこそこバランス良しの0.8Ω。
外観とスペック
スタイリッシュなこの外観。重厚感と高級感がたまらないOXVAブランドです。
全カラーは9種類。

本体は10gほど重くなりましたがバッテリー容量アップにつき。パッと見ではサイズ感の違いは気付かない程度です。
試しに並べてみました。
右がPRO 2になり、比べてみると一回りにも満たないくらいのサイズアップで、ディスプレイの大型化と、2mlPODから3mlPODへの改良が目につきました。
OXVAさんの製品は単純なカラー違いだけでなくデザイン性も変えてくるので楽しみがあり、こちらもちゃんと見るとのっぺらなシルバーではないことが分かります。
0.56インチから1.05インチのHDカラーディスプレイに大型化。側面の物理ボタンは正面上に移動されてます。
使用感には差を感じないですが、エアフローコントロールは縦から横型に変更されて無段階で調整可能です。
底部にType-C充電ポート。
2mlから3mlに改良されたPODは補充回数を減らせる程度。ただ今作は本体にPulse System採用で低バッテリーになっても風味とパワー落ちを抑える仕組みがあり、最後まで美味しく吸えます。
スペックは下記のとおり。
| サイズ | 12×2.6×1.5cm |
|---|---|
| 重さ | 77.4g |
| 画面 | 1.05インチHDカラースクリーン |
| POD容量 | 3ml / 従来の2mlにも対応 |
| バッテリー | 1500mAh |
対応コイル抵抗値は0.4Ω・0.6Ω・0.8Ω・1.2Ω
2mlのXLIMシリーズ用ポッドにも対応します
繰り返し使えるカートリッジ
マグネット方式で固定されるカートリッジになります。
付属品として最初からお世話になるのが0.6Ωとオレンジの0.8Ωの2種類。XLIM V3トップフィルポッドやEZポッドなどXLIMシリーズ用ポッドと互換性があります(0.4〜1.2Ωに対応)
デバイスに装着したままリキッドを注入できるトップフィル方式。説明不要とは思いますが、コイル内蔵型の使い捨てPODになります。
使用状況に左右されますが、目安として満タンにして10回くらいを目途に、味が薄くなったり焦げの匂いを感じたら交換のサインです。
メンテナンス不要。カートリッジの交換だけで継続できるので、私のようなズボラさんに向いたのがPODデバイスの正体。
ディスプレイは大きくて映りも申し分なし。到着時の100%フル充電はありがたく。
実際に使ってみて
カートリッジの装着時に判別されて最適なワッテージが選択されます。0.6Ωでは22Wになりますが、手動変更ももちろん可能です。
ちなみに0.8Ωでは16Wでした。
ディスプレイからの情報を読み取りますと…
・充電残量
・オートドロー/マニュアルファイア
・ワッテージ
・パフカウンター
・パフタイマー
・抵抗値
操作方法
タッチ操作には対応しません。正面にある物理ボタンので全てを操作するので、むしろ使いやすさを感じると思います。
1回押し:画面表示 / ファイア
2回:メニュー画面
3回:ワッテージ変更
4回:ロック / 解除
5回:電源オンオフ
吸引のオート/マニュアルはロック解除にて変更可能です。
メニュー画面ではさらにクリックで項目を移動して長押しで決定。
項目はメイン画面の変更、吸引時のライト変更、パフ回数リセットと割とシンプルな感じに仕上がってました。
メイン画面は3種類あって2つ目がこちら。
そして3つめがキャラクター。吸引時はアニメーション付きで宇宙まで飛んでいきます。お好みで。
吸ってみました
ということで22Wでお試し。
巨峰マスカットが良い味だしてきました。ドロー調整も正確で味とミストのバランスも良く、初期装備の0.6Ωが非常に満足です。
NeXLIMを吸った後に今これなんで、濃厚さは控えめに感じてしまいましたが、NeXLIMが凄すぎただけということで。
しっかりした味も求めたい私としては、カートリッジを選ぶなら0.6Ωか0.4Ωになってきます。
ちなみに付属品の0.8Ωで吸うと巨峰マスカット風味に。マイルドであっさりになりますが、たくさん吸う人にはおすすめです。
抵抗値でここまで変わるのかと言う良い例。
OXVA XLIM PRO3:まとめ
PRO2に比べてどうですか?の質問なら断然PRO3が勝ち。
デザイン的にもそうですが、味・量・安定性・バッテリー持ちなど、選ばない理由は見当たらない。
急いで買い替えるほどの劇的な変化ではありませんが、今買うならコレと言える良質なPODデバイスでした。






















