こんにちは。家庭用のホームプロジェクター市場においてNO.1のXGIMI(エクスジミー)から最新作のHORIZON 20シリーズが登場しました。お借りしてのレビューです。
少し前にHORIZON Sシリーズを比較してプロジェクターの進化に驚かされたばかりなのですが、更に上位モデルが一気に3種類も?
特にHORIZON S MAXの異次元な明るさには驚かされまして、これが到達点か…なんて感想を抱いたのに、それも束の間だったのかと。
今回はスタンダードモデルのXGIMI HORIZON 20 Proを使った感想で、高額な製品なので参考になればと思います。
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HORIZON 20シリーズ
XGIMIから発売された3モデル。
■HORIZON 20:288,900円
-3200 ISOルーメン
-エントリーモデル
■HORIZON 20 Pro:349,900円
-4100 ISOルーメン
-スタンダードモデル
■HORIZON 20 Max:450,900円
-5700 ISOルーメン
-ハイエンドモデル
過去モデルを使った私には使わなくても分かります。全て家庭用ホームプロジェクターの最高峰クラスで日中でも遮光だけ気にすれば存分に楽しめるくらいの高輝度のはず。
基本性能はほぼ同じで使い勝手に差はないので、より明るさと高画質を求めるならHORIZON 20 Maxが正解で、価格も最高峰です。
HORIZON 20 Proをレビュー
今回使うのは機能と価格のバランスが良いスタンダードモデル「HORIZON 20 Pro」になります。
ブラックボックスでゴージャスな印象。
パッケージの中には思わず「これ貰って良いのですか?」と聞きたくなるキャリーバッグを彷彿とさせる専用ケース。一生使えそうな質感に感動しました。
これまで以上のおもてなしを受けた感じで気分は最高です。
付属品
■XGIMI HORIZON 20 Pro
-リモコン
-単4電池×2
-電源アダプター
-電源コード
-説明書
主な性能とスペック
本体はグレー色になりまして、私としては高級感と品質の高さがグレードアップしたような印象を受けました。
性能とスペックは下記のとおり。
●独自のX-Master RGB 3色レーザーエンジンを採用し、4100 ISOルーメンというトップクラスの明るさを実現。昼間のリビングでも映像がしっかり見えるほどの高輝度。さらに20,000:1の高コントラスト比により色のメリハリや黒の深みが大きく向上。映画やアニメの影や光の表現がこれまで以上に鮮やかに。
●最大300インチの大画面に加えて1msの高速入力遅延と240Hzの滑らかなリフレッシュレートに対応。VRR・ALLMにも対応しているためHDRの明暗表現は正確で、映像と操作のズレもほぼゼロ。アクションゲームでもレースでも、遅延を感じない没入感のあるプレイを実現。
●柔軟に調整できるレンズシフトと光学ズームのおかげで設置場所の自由度が大きくアップ。映像の鮮明さを保ったまま上下左右の位置調整やサイズ変更ができるため、どんな角度から投影しても歪みのないクリアな映像を楽しめます。
●MT9679チップセットと4GB RAMの組み合わせで、アプリの起動や操作がスムーズかつ高速。十分なストレージ容量を備えているので、お気に入りの映画や動画も余裕をもって保存可能。
●Google TVとGoogle Homeが内蔵されているため、ストリーミングアプリにすぐアクセスでき、ハンズフリーでの音声操作も可能です。追加のデバイスやリモコンは不要で、シンプルかつシームレスなスマート視聴体験が可能。
| 製品名 | HORIZON 20 Pro |
|---|---|
| サイズ | 249 x 298 x 190 mm |
| 重さ | 4.9kg |
| 光源 | RGB 3色レーザー |
| 対応フォーマット | HDR 10+、IMAX Enhanced、Dolby Vision |
| 輝度 | 4100 ISOルーメン |
| 標準解像度 | 3840 x 2160(4K) |
| 投影サイズ | 40~300インチ |
| スピーカー | 2 x 12W Harman/Kardon |
外観チェック
第一印象は質感とフォルムから高級感満載です。高価な製品ってパッと見で感じるものがありますが、まさにそれ。
外観はHORIZON Sシリーズをそのまま踏襲したようなスタンド一体型。
底部を軸に360°回転、上下も簡単移動できます。
抜群の使い勝手で、このタイプが最近あちこちで流行ってるのも納得。今のところ進化の必要ない最適解なのでは?
長らくプロジェクターのイメージは配線、設置、設定の煩わしさがありましたが、OS搭載、一体型スタンド、自動台形補正やオートフォーカスで驚くほど快適に扱えるようになりました。
じっくり眺めても精巧です。音響にはXGIMIお馴染みになりましたHarman/Kardonスピーカー12Wが2基搭載。迫力と深みのあるサウンドで臨場感を演出します。
入力端子はDCx1、HDMIx2 (HDMI1はeARC対応)、USB3.0x1、USB2.0x1。出力端子は オプティカルx1、オーディオx1。
スタイリッシュでコンパクトですが、見た目よりも重たく感じる4.9kg。ズッシリくるので落としたら大変。あまり気軽に移動はしたくない。
本体に備えるボタンは電源1つのシンプルなもので、操作はリモコンかスマートフォンでも可能です。
リモコンでの操作をより使いやすくするバックライトデザインになってます。
実際に使ってみた感想
では実際に4100 ISOルーメンの具合いを確かめてみたいと思います。
というのも前回、XGIMI最高峰の3100 ISOルーメンの映像美に驚いたばかりですが、ほどなくして4100 ISOルーメンを体験することになるとは。
先に述べますとHORIZON 20シリーズはゲーミング要素も強いです。
1msの超遅延とVRRとALLM対応で、ゲーム開始時に自動で低遅延モードに切り替わりカクつきも防止。何もしなくても最適なゲーム環境が約束されます。
本機は1080p@240Hzの高リフレッシュレート入力に対応しており、約1msの入力遅延で映像が表示されるため、FPSやアクションなど “視認した瞬間の反応” が求められる場面でも快適なプレイが可能です。
HORIZON 20 ProはGoogle TV搭載のため、画面に映し出される初期設定を案内通りに済ませるだけで即スタート可能です。
お好きなアプリを選んでインストールするだけ。YouTubeや動画配信サービスをメインに堪能したい人にはとんでもなく快適です。
画面はオートで補正されるため、本体を移動してもシームレスに綺麗な長方形を作り出し、ピントもしっかり合わせてくれます。
さらに今シリーズはXGIMIホームプロジェクターとして初めてレンズシフト機能が搭載。
本体に触れることなく投影映像を上下左右に調整可能で、画質の劣化や歪みもなく美しい映像が保持されます。(垂直±120%、水平±45%)
日中の映像
昼間でもカーテンを少し閉めることで素晴らしい映像美。
全然満足できます。
見にくさはほとんどなく、細部まで明るくくっきり映し出されてます。
夜間の映像
夜間はさらに鮮明になり、臨場感がとんでもないです。
自宅でこの大画面だとリアルに近くて脳がバグるくらいに凄いです。言葉では伝えられない感動があります。
明暗がはっきりしているので、明るい箇所は眩しさを感じ、暗いシーンでも細部まで表現される高コントラスト。
単純な高輝度プロジェクターでも暗いシーンには弱い印象も、これでイメージが変わりました。ここまで見やすくなるものなのかと。
静音性と音質も申し分なく、映像美と相まって自宅映画館に一層近づいたことは間違いなく。言葉での表現の仕方に限界を感じてしまいます。
だってこのレベルまでくると、これ以上を望むこともないくらいの領域。
これより上位になるハイエンドモデルのHORIZON 20 Maxは一体どうなっちゃうの?必要あるのかな?
と思わせてしまう、XGIMIさんに感服しました。
まとめ
今回はゲーマーにもおすすめなHORIZON 20 Proを使った感想でしたが、ゲームをしない私は映画を観まくりました。
最適な環境で最高の高画質、心に響くサウンドのおかげで楽しさも恐怖も倍増です。
デメリットは価格くらいしか思いつきませんでしたが、分割払いにしてでも欲しくなりました。
12/1までブラックフライデーセール開催で、最大54%オフになってます…!!
























