アイコスイルマ互換機SMOLESS DUOレビュー｜ついに登場した1台完結のシケモク喫煙デバイス

SMOLESS DUO ついに1台でシケモク吸いを完結するデバイスが現れた。

今やトレンドであるアイコスイルマ互換機の2度吸いは、本家IQOSや互換機で吸ったタバコスティックを再加熱してシケモク吸いできるモデルである。

これを可能にしたのはアイコスイルマのスティック（テリア/センティア）を内側から加熱する構造にあり、外側から加熱できる互換機によってシケモク吸いが実現された。

1本で2本分、1箱で2箱分の喫煙が可能になり、実質たばこ代半分になるという節約デバイスが今売れている。

ただ、従来の互換機はシケモク専用機に留まり、1回目の喫煙には内側加熱の本家や互換機が必要で、2台持ちを余儀なくされた。

1台で内側加熱と外側加熱を完結できる製品がいずれ登場すれば、更なるヒットが期待できるのでは？と、私ごときでも想定できるもので、実際に誕生したのが今回レビューするSMOLESS DUOである。

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2つの挿入口を備えたSMOLESS DUO

構造はとてもシンプルでありつつ斬新なもので、内側加熱と外側加熱用のスティック挿入口を別々に備え、中心の回転キャップを軸に使う側を解放します。

1回目は内側加熱で喫煙し、2回目に外側加熱で喫煙することで、1本のスティックで2回の喫煙を実現。

この工程を1台で完結できるのがSMOLESS DUO最大の魅力です。

仕組みとしては1回目の内側加熱で生存したタバコ葉を、2回目の外側加熱で焼き尽くすイメージで、実際に可能であることから2度吸いデバイスが人気を得ています。

使い方も非常にシンプルで覚えやすく、正面にある物理ボタン1つで操作します。

表示される「M1モード」が内側加熱になり、直結する左側にスティックを挿入してボタン長押しで加熱します。これが1回目のモード。

2回目の喫煙はボタン3連打で「M2モード」に移行し、右側にスティックを挿入して加熱します。これが外側加熱です。

ディスプレイも3種類と少なめで、充電残量・モード・喫煙時間の表示が役割になります。

1回目のM1モードで加熱中。

ディスプレイの加熱時間は予熱時間の20秒カウントダウンが開始され、喫煙可能になると逆に秒数が増えていく仕様。

本家と同じ内側加熱モードはとてもマイルド、雑味がなくクリアな味。1回目は純正アイコスでなくても十分な味と香りを感じました。

10秒前にはバイブが作動して、220秒で終了します。本家よりもだいぶ短く感じますが吸い放題になり、早く吸いたい人にも丁度いい。

1回目はご覧の通りスティックの汚れはありません。

さて2回目はこのシケモクを右側の穴にセットして、ボタンの3連打でM2モードに移行。同じように長押しで加熱します。

さて肝心なのはここからのシケモク吸いの効果ですが、しっかりとした吸い応えがあって満足できるレベルに達しています。

本来なら捨てるはずのタバコスティックを、もう一度吸えると考えればお得感しかありません。

この手のデバイス共通で、シケモク吸いの方が瞬間的なキック感がありますが、若干の雑味もあり。そして香りは損なわれるのでフレーバー系には少し不向き。

とはいえ他製品で味わってきたデバイスよりはずっとマイルドでした。

2回目も変わらず220秒ですが、残60秒程度から吸い応えは徐々に落ちていくのが1回目との違いです。

外側加熱された2回目のスティックはほんのり焦げてます。

マニュアル通りでは1本目のあとすぐに2回目を吸った方が良いらしく、1日以上放置するとスティックが空気中の水分を吸収して加熱できなくなる可能性があるとのこと。

これはシケモクを吸ったことのある人なら想像できそうですが、活きのいいシケモクの方が雑味や焦げ味が少ないのは本当のところです。

実際にSMOLESS DUOを使って翌日のシケモク体験をしてみましたが、私としては予想に反して大きな差を感じず吸えました。

「1本目のあとすぐに2回目を吸った方が良い。」とありましたが、特に急ぐ必要もなく、また吸いたくなったら吸う程度に考えてOKです。

付属品も本体と説明書、カスタマーサービスへの連絡先。

レビューを参考にすると製品の利便性の声も多かったけど、不具合時の対応が素晴らしいとの声も非常に目立ってました。これ大事。

＼ SMOLESS DUOのスペック／