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熱帯魚

熱帯魚の水槽にエアーポンプでエアレーション!それって必要?

熱帯魚の飼育にエアーポンプは必要?という疑問を持つことは意外と多いのではないでしょうか。

この質問には条件付きで応えたいところ。

1、生体メインで飼育する
2、過密水槽ではない

この上でエアーポンプによるエアレーションは必要?と聞かれたらこう答えます。

「なくても良い。でも、あった方が良い」

グッピーやメダカ、金魚などでも同じことが言えます。その理由は以下にあります。

溶存酸素がポイント

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溶存酸素とは水中に溶け込んでいる酸素。熱帯魚はエラ呼吸で水中に溶け込む酸素を吸い込んでいます。

では水中の酸素はどのように生まれるのか?

「水と空気が接触する場所!」

つまり多くの溶存酸素は水面から酸素が溶け込んだものと考えられます。

なのでエアーポンプの力がなくとも、水槽の水は放っておけば勝手に酸素がまじりあいます。熱帯魚が生存できる酸素量くらいであれば手を加えなくても貯まります。

 

以上のことから「エアーポンプはなくても良い」と答えました。実際にエアレーションなしで飼育する方もいますし問題もありません。

いやしかし、そんな簡単でいいのかな?

いや、簡単でもない!

実際のところ一言で解決するのは難しい。飼育の仕方は十人十色で環境の違いも大きいので。

先に言ったことは基本としてまず覚えておいてほしいのですが、ここからもう少し深く考えてみましょう。

 

そう言えば条件をつけましたね?

1、生体メインで飼育する
2、過密水槽ではない

と。

この条件が崩れる場合があるので「でも、あった方が良い」と続けました。

そもそものエアーポンプの役割

・エアーポンプの役割はチューブを繋いでブクブクを出して酸素を増やす。

この説明だと半分正解になります。

水槽内にエアレーション(酸素を送り込む)する必要性を上記のようにイメージする方も結構います。

 

でも飼育する上ではもう少し踏み込んで理解するといいかも?

エアレーション自体でも酸素はもちろん溶け込みますが、空気との接触面で1番大きいのは水面です。エアレーションのブクブクは水面を揺らし、面積を広げて空気との接触面をさらに広げます。

したがって溶存酸素を増やすことが可能。これがエアレーション最大のメリットと言えるでしょう。

 

エアレーションが必要になるとき

「実際どんなとき?」

さて、水槽には溶存酸素が存在しますがエアレーションが必要になるということは酸素が不足している。またはその可能性がある時です。

生体がメインではない時

今回は生体をメインと考えているので参考外ですが、水草は二酸化炭素と光と水で光合成を行います。が、それは日中のこと。

夜になれば自身が成長するために逆に酸素を吸収します。たくさんの水草を育てるのであれば夜間のみエアレーションをしなければ酸欠になる可能性と、水草の成長にも影響がでるかもしれません。

逆に昼間のエアレーションは二酸化炭素を逃がしやすく、うまく光合成できないケースにもなりえます。

過密水槽の恐れ

過密飼育は水槽内に生態を入れ過ぎて悲鳴をあげている状態です。熱帯魚をたくさん飼いたいという気持ちも分かりますし、繁殖させすぎたというケースもありますが簡単に水質悪化に繋がるのでおすすめできません。

過密は様々な影響を与えます。

酸素不足

1匹と10匹とでは酸素の消費量は10倍違います。たくさんいれば酸素が減るので自然に発生する溶存酸素では足りなくなりエアレーションも必要となるでしょう。

水質悪化

餌の食べ残し、糞などの有機物も大量!

バクテリアによる分解も追い付かず水質は悪化する一方。病気に繋がり、手に負えなくなります。

水質悪化で溶存酸素量は減少しますよ。

綺麗な水であればあるほど酸素の量も増えると考えて良し。それを維持するための頻繁な水替えは飼育者の負担にもなります。

過密飼育で良いことはありません。

夏場は更に危険

水温の上昇はバランスを崩します。

水中に溶け込む酸素の量は水温が高いほど減少します。また、溶け込む酸素には限界値があります(飽和溶存量)

夏場に水温が上がれば溶け込む量も飽和溶存量も減り、結果としては溶存酸素がへります。

水温の上昇は酸欠を起こしやすいので、水温を下げることやエアレーションの必要性が出てきます。

エアレーションには他の効果も!

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酸素不足を助けるエアレーションには他にもメリットがあります。

適度な水流を起こす

底部は酸素が少なく水面に近いほど酸素は多い。適度な水流は底部の酸素不足を解消してくれます。

底の水を上に押し上げる環境をつくることが理想的。

水面の油膜を撹拌

水面に油膜がたまりすぎると酸素が溶け込む邪魔をします。多少なりともブクブクの力で油膜を分散させることが可能。

好気性バクテリアの活性化

水槽を立ち上げてから1ヶ月もすると徐々にバクテリアが増え始めます。酸素を必要とする好気性バクテリアと酸素が嫌いな嫌気性バクテリアです。

両者はどちらも必要な存在なんですが、有機物を分解する好気性バクテリアがいないと綺麗な水は保てません。酸素があることでその働きも活性化されます。

エアーポンプによるエアレーションは実はメリットだらけ。なので結論として「なくても良い。でもあった方が良い」と先に述べました。

逆にエアーポンプのデメリットって、騒音問題くらいな気もしますが…。

エアレーション効果のあるフィルター

エアポンプを使ったエアレーションは先端にストーンがついたものだけではありません。

例えば投げ込み式はよく見かけます。

ジェックス ロカボーイ M RM-1

どちらかというと金魚やメダカ飼育などに使ってる人が多いですよね。中のろ材は汚れると交換が必要になります。

なので、簡単に洗うだけで繰り返し使えるスポンジフィルターはコスパが良いです。

テトラ (Tetra) ブリラントフィルター

アクアリウムのショップでも良く見かけるフィルターになります。例えば1個のエアーポンプから分岐すると、複数の水槽を管理できるので費用が安く済みます。スポンジフィルターのろ過力がなかなか侮れないから人気なんです。

サテライトを連結させると更に便利です。

 

エアーポンプを必要としない「ろ過フィルター」

ろ過フィルターはエアーポンプを使用しないものもあります。モーターの力で稼働する以下3点。

外掛け式フィルター

テトラ・オートワンタッチフィルター

小型水槽向けのフィルターなんですけど、外掛け式代表みたいなもの。静穏、メンテナンスのしやすさに優れてます。ろ過能力が低いため自分好みにアレンジする方も多いです。

外掛け式は酸素を巻き込みやすいので別途エアレーションは不要と考えて大丈夫です。

上部式フィルター

上部式はろ材がたくさん入りろ過能力は高くなります。メンテナンスも容易で維持しやすいのが特徴。

水槽の上にドンッと乗せる仕様なので圧迫感、見た目の問題、水槽自体のメンテナンスの妨げになるデメリットもあり。

*上部式も酸素を十分に含んでくれます。

外部式フィルター

完全に水槽外に設置される外部式フィルター。

必然的に水槽周りはスッキリ。ぶっちぎりの静穏とろ過能力で評判ですが、その分価格もそこそこします。

ですが交換ろ材と違って長く使用するほどコスパの高さに気づくと思います。

*外部式は酸素の供給量が少ない(パーツによりアレンジは可能)

まとめ

以上、長々と説明させて頂きました。環境に合わせた設備を選ぶことが快適なアクアリウム生活に繋がります。

最後までありがとうございました。

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