熱帯魚

田砂とボトムサンドの特徴と比較!使いやすいのはどっち?

田砂とボトムサンド熱帯魚水槽に底砂を!

以前、少しゴツゴツした砂利を敷いていた水槽にコリドラスを追加したことがありまして、1週間もしないうちに片方のひげが無くなってしまいました。

改めて思ったのは底魚には砂の方が確実に安心です。

尖った砂利だと体も傷ついて短命になりがち、その前に痛そうでかわいそう。

砂と言っても様々なんですが、有名どころで人気のある田砂とボトムサンドを検討して最終的にはこの2点を購入しました。

エイエフジャパン 田砂

エイエフジャパン 田砂 3kg

ホームセンターではなかなかお目にかかれない…。

粒のサイズが約1mmと細かいですが比重が重く舞い上がりにくいのが特徴です。

フィルター等の水流でも流れにくく、水槽のメンテナンス時にはありがたみを感じます。プロホースで掃除をしても一粒一粒が重いため吸い込みが少なく、砂中のゴミだけを取り除くことができます。

参考:熱帯魚水槽の掃除は大変?初心者にこそ選んでほしいメンテナンス道具

砂の色は明る過ぎず暗すぎない

田砂の色暗いほど熱帯魚の色は鮮やかに見え、明るいほど薄くなりがちですが好みの問題でもあります。

  • 生体を美しく見せたい
  • 水槽を美しく見せたい

田砂はどちらにも傾かない中間の色味で受け入れやすく極端に嫌がる人も少ないでしょう。自然に近い状態に仕上がります。

使用前の洗いで簡単に濁りがとれる

水槽に入れる前に必ず洗いが必要になりますが、田砂は思ったよりも最初から濁りは少なめです。何度も何度も洗ってようやく透明度がでてくる砂も多々ありましすが、田砂に関しては苦になりませんでした。

水草、コリドラスも快適に暮らしています

田砂とコリドラス育てやすい水草ではアマゾンソードやハイグロフィラ等はなんの問題もなく育ちます。水質にも影響なく心配だったコリドラスもすくすくと成長し、田砂に顔を埋める姿も見せてくれます。

砂の厚さは1~2cm程度がベストで厚く敷き過ぎると掃除が大変です。目詰まりも起こしやすくなり「嫌気バクテリアが大量に!」というリスクも高まるので注意が必要です。

30㎝キューブの水槽なら約1キロ程度が目安。

田砂はホームセンターではあまり販売されておらず、アクアショップでは売っているものの高いです。それに比べオンラインショップでは価格がだいぶ安いので少し多めに購入するのが吉。

というのもネットでも品切れのパターンは珍しくないのが田砂でして、欲しい時にないのが田砂です(個人の感想)。でも、それだけ人気がある底砂の1つと言えますよね。

田砂に近い「湧き水の砂」

アクア用品を扱うcharm(チャーム)では湧き水の砂(Spring Water)が販売されてまして、これが田砂に近い底砂。

若干暗めの印象ですが粒のサイズも選べますし、何しろかなり安価な商品なので手を出しやすいです。

スドー ボトムサンド

スドー ボトムサンド 5kg S-8815

価格が安くコスパも良し。鮮やかで田砂よりも細かいサラサラ感が特徴です。

ボトムサンドは底棲魚専用?コリドラスの写真で販売されてますがなんでも飼育できちゃいます。プレコでも金魚でもいけちゃいますよ。

水槽が明るくなります

ボトムサンド田砂に比べると明るいですね。以前10WのLEDを使ってましたがライト次第で印象も変わります。

今使ってるのは安価なLEDライトですが鮮明度が高いので明るく魅せられます。

AQQEFの60㎝水槽LEDライト B07B8N995J
60センチ水槽までのLEDライトは3000円台のこれがおすすめできる水槽のLEDライトはアクアショップやホームセンターで購入すると高いですよね。 今回60㎝水槽用のLEDライトが壊れたのでどうしよう...

洗いの注意点

購入して別容器で洗いを始めます。水槽で直に洗うとキズがつくので控えましょう。

ボトムサンドの洗いはなかなか大変。洗っても濁りがなかなか取れない状態が続きまして…。なんど繰り返したか覚えてなく最後は若干妥協です。

濁りをとるのもそうですが浮いてくるゴミもです。出来る限りは綺麗に取り除くことを推奨します。洗いは怠った分だけ後からしっかりと大変な思いをするので、念入りに!

細かく軽い砂、掃除の時の影響

スドーボトムサンド予想以上に細かく軽いので生体の動きや水流の影響も受けやすく、設備によっては水流で砂にクレーターができます。

プレコが底面で動き回ると砂煙が見られるくらい。そんなシーンがみられるのも自然に近く高ポイント。

掃除にはプロホースを使用。

正直、掃除の感じ方って人により差が大きいです。「人それぞれの感性」で済ませたいところですが1人の感想としてお聞きください。

水槽水の排出では多少の砂も一緒になって流れる。

これは仕方ないと思いますし少量です。なのでメンテナンスはやりにくいと評価を受けがちですが私はそうは感じません。

普段の掃除では砂の表面にあるゴミをそっと吸い取るだけです。汚れが目立つとの意見もありますが目立って逆に掃除がしやすい。というのが私の意見。

スドーボトムサンド砂量の減り具合はわからない程度、長年使って減ったと感じたなら足せば良い。それだけです。使い勝手もよく安価、見た目に美しくコスパ抜群の砂です。

まとめ

エイエフジャパン企画の田砂、スドーのボトムサンドを使ってみての特徴やメリットとデメリットでした。

コリドラスやローチ等の飼育には特に適し、生体本来の動きを見ることができておすすめです。2種とも評判高い底砂なので、出来あがりをイメージして購入されてはいかがでしょうか。

底砂の掃除にはプロホースがおすすめです。